相続・遺言

相続について

 事例(1)   田舎で一人暮らしの母がなくなりました。

相続人は都会でそれぞれ所帯をもっている子供たち3人です。

誰も、田舎の家を継ぐことは考えていません。

母の遺産は、父より相続した不動産と預貯金があるようです。

相続人は、遺産を三等分して承継しようと合意しました。

なお、三等分する方法は次のようにしようかと考えています。

(1)不動産は適正価格で換価処分したい。

(2)知れてる金融機関以外に預貯金があるかは不明であり、母が取引しそうな金融機関に残高照会をしたい。

(3)負債等はないと思うが、田舎の家の来訪者等への対応(債務の存否等)を誰かにやってほしい。

 事例(2) 子持たずの伯父が亡くなりました。 

配偶者も先に死亡しており、行き来のない遠方在住の甥姪が私と共同相続人のようです。 甥姪とは,法定相続分での共同相続をしたいと考えていますが,預貯金等の遺産や借金等の負債の把握をどうするのか,伯父を被保険者とする保険や入院給付金の請求はどうするのか,葬式と永代供養等の費用を誰が払うのか,甥姪への説明と分配の透明性をどう担保すれば良いのか。代供養等の費用を誰が払うのか,と分配の透明性をどう担保すれば良いのか。

遺言について

次のようなケースの場合,遺言をお勧めします。

@ 推定相続人の中に行方不明者がいる場合。

 遺産分割するにも家庭裁判所に「不在者財産管理人選任申立」「権限外許可申立」を行う必要がある。さらに,行方不明者の相続分をゼロとすることは難しい。 

A 子がなく,たくさんの兄弟や甥姪がいる場合。→配偶者と兄弟,甥姪間で分けることになる。

B 複数の子供の一人に障害を持つ者がおり,多くの遺産をその者に相続させたい。

C 再婚で,先妻の子供がいる。

D 複数の子供の一人に幼くして養子となったきり,関係が途絶えた者がいる。

E 相続人同士の仲が悪い。

死因贈与について                        

 

 

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